MEDIP VISION 導入事例
社会福祉法人恩賜財団
済生会熊本病院様
社会福祉法人恩賜財団
済生会熊本病院様
はじめに
「済生」とは、「生命の救済」を意味します。これは「恵まれない人々のために、施薬救療し、済生の道をひろめるように」との明治天皇の勅語が原点です。済生会熊本病院様は1935年の診療所創立以来、85年間、熊本の地で「医療を通じて地域社会に貢献します」の理念のもと、24時間365日体制の高度急性期医療を提供しています。
院内スタッフへの、より幅が広い情報伝達のツール
社会福祉法人恩賜財団 済生会熊本病院
経営企画部 企画広報室
坂田 暁理様 インタビュー
- 院内でデジタルサイネージを導入しようと思った動機を教えて下さい。
- 当時、職員数が1,900名を越える中、院内広報媒体としてイントラネットや院内広報誌等を用いていましたが、特に臨床スタッフはPCが各人1台ある訳ではなく、情報伝達が十分であるとは言い難い状況でした。 そこで、院内広報の充実を図るため、PC環境に依らず、常時繰り返し情報を発信することができるデジタルサイネージを導入しました。
- 弊社デジタルサイネージ『Medip Vision』をご採用いただいた理由を教えて下さい。
- 他社では、コンテンツ製作を依頼してから1週間程度で放映開始というパターンもありましたが、『Medip Vision』は院内でのコンテンツ製作・登録が可能ということで、必要な情報をタイムリーに発信することができるという点が1番の決め手でした。また、静止画に比べて訴求力の高い動画の再生が可能という点も魅力の1つでした。
弊社のサイネージシステムはお客様の情報伝達をスピーディーに行っていただくために、お客様が制作されたコンテンツをお客様が簡単に放映できるインターフェースになっています。もちろん、弊社でもコンテンツ制作をご依頼いただければお受けする事も可能です。
- デジタルサイネージ導入後に改善または進化した業務等はどのようなものでしょうか?
- これまで、ポスターの印刷、配布、張り替え作業に要していた手間と時間、スペースの削減が可能になりました。また、デジタルサイネージは、イントラネットや院内広報誌のテキスト・静止画像ベースの情報に比べ動きがあるため、スタッフの目に留まりやすく、より幅広い対象への情報発信が可能になりました。
- デジタルサイネージの導入にあたりご苦労された事はございますか?ございましたらその内容を教えて下さい。
- 実際の放映状況を直接目で見て確認できない中で、放映期間等の管理をどのように行うかが課題でした(以前のシステムでは院内での放映期間の管理が難しかったため)。
弊社サイネージシステムはサムネイルでのプレビュー機能があり、放映期間に関しましてはコンテンツの有効期限設定、番組表の放映期間設定がございますので、課題解決になるかと思います。
- 新型コロナ禍で、デジタルサイネージの活用事例がございましたら、教えて下さい。
- 新型コロナウイルス感染症感染予防対策用のコンテンツを放映し、職員へ更なる感染予防を呼びかけました。
新型コロナウイルスの対応では医療従事者の方が大変ご苦労されたと思います。少しでも弊社『Medip Vision』がお役にたてればと思っていました。
- デジタルサイネージ活用について、今後のご計画や『Medip Vision』に対するご要望等がございましたら、お教え願います。
- 災害時のデジタルサイネージの活用について、検討を進める予定です。
緊急災害速報等の情報発信をデジタルサイネージで実現できるように、今後はシステム開発に注力させていただきます。 本日はお忙しいところ、導入事例のインタビューにご協力いただきまして、ありがとうございました。